Lean UX 第3版 ―アジャイルなチームによるプロダクト開発 読書感想文

社で推薦図書みたいなのになってたので読んでみた。Kindle はないけど、公式で epub が買える。 O'Reilly Japan - Lean UX 第3版

感想としては、リーンスタートアップ の内容や エンジニアリング組織論への招待 と似ているなと思った。不確実なところを確実にしていくことが大事そう。

アプトプットではなくアウトカムが大事というのが良い話と思って、エンジニアとかは実装してたら評価されたりしがちだけど、そうじゃなくてどれだけユーザに価値が届いたかが重要で、そこは間違えない様にしたい。でも自分としては実装よりのエンジニアなので自分で案出しとかは得意じゃなくて、出てきた案に対しコメントするのが得意なので、アウトプット寄りになってしまいがち。
無駄を取り除く話も好きで、「成果を向上させることに貢献しないものは全て無駄なので取り除くべき」とあり、この考え方はすごい好き。それ意味ある?みたいなのやりがちなのでちゃんと書かれていて嬉しい。

Lean UX 的には、組織の役割にとらわれるのではなく職能で担当が決めるのではなくメンバー誰もが複数の領域で貢献できると良いとある。それは納得なのだがジョブ型雇用とは乖離がありそうで、海外だとジョブ型が主流っぽいと聞いていたけどそれはどうなんだろう。

また、対面で顔を合わせてコミュニケーション取るのが大事と書かれていて、私は出社拒否勢なので心が痛い。

本を読んで新しい発見はあまりなかったけど、わりかし忘れがちな大事なことが書かれていてよかった。