「チームが機能するとはどういうことか」を読んだ
チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ
- 作者: エイミー・C・エドモンドソン
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2014/09/05
- メディア: Kindle版
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単純な業務だったら上司が圧倒的パワーバランスで部下を管理してサボらないように効率化を測れば良いが、複雑な業務であったりイノベーティブな業務にはチーミングが必要。
チーミングのためにはリーダーシップが不可欠であり、心理的安全を高め意見を出しやすくすること、価値観の違いなどの境界を超えること、失敗を咎めずむしろ良いこととするなどし、学習しながら実行する組織を作ろうみたいな内容だった。
前職は完全に心理的安全がなく、失敗はそこまで咎められなかったが許容されている感じでもなかった。
現職はそもそもリーダーがおらんし、自分はチームで働いている訳でもないので寂しい気持ちがある。
本を読んだ後毎回思うのが、「ためになるいい本だった、おわり」という小学生並みの感想しか出てこず、他の人の感想文みてるとすげ〜って思う。
まともな人間になりたい。
以下、 wikihub 日報 でちまちま書いてたまとめと感想。
20%まで来た。やはり内容が難しい、というかすっと頭に入ってこないので読むのに時間がかかっている。
- 昔はリーダーが管理して部下が労働するような仕組みでうまく回ってたが今は違う
- リーダーが部下を信頼し、リーダーは方向性などを示し失敗に寛容であるべき
- そうすると部下が自分たちで考え、良い組織になっていく
- はっきり意見を言うこと、協働すること、試みること、省察することが大事
26%まで来た。相変わらず内容が濃く文章が長く理解しにくい… 俺の脳内メモリが足りないだけともいう。
- チーミングを妨げる大きな障害は不安であり、明確な共通の目標がないことも努力を妨げる要因
- 官僚的な煩雑な手続きや矛盾するインセンティブなども妨げとなる
- はっきり意見を言うより黙っている方が楽、しかし個人は楽だが組織としては良くないこと
- 従業員を尊敬しているということをリーダーが従業員に伝えると、従業員はやる気100倍になって良い
- 意見の対立は新たな理解や尊敬、信頼を築く圧倒的チャンス👊
- 失敗から学ぶことは難しいが絶対に欠かせない
- チームはみんなが互いに尊敬、尊重しあい、それには価値観を詳しく知ろうとする姿勢を育てる必要がある
- 学習するための組織作りには4つのリーダーシップが必要
- 学習するための骨組みを作る
- 心理的に安全な場を作る
- 失敗から学ぶ
- 職業的、文化的な教会をつなぐ
35%くらいまできた。ゆっくりだけど毎日少しずつ読んでる。
- リーダーは仕事を押し付けるのではなく、みんなを信頼する。
- そのことをちゃんと伝え、目標を明確にし、反論や議論などを歓迎する。
- 周りの人は部下ではなくチームのメンバーであり、全員がパートナーである。
- そんなこんなでメンバーに圧倒的当事者意識が芽生え、プロジェクトが成功する。
周りの人を信頼し、信頼していることを伝え、目標を明確にし、労働でなく意義のある仕事なんだと認識してもらえるように頑張れという感じっぽい。
競合他社に負けないとかの目標で働くのはメンバーが学習や思考をしないのでよくないとのことだった。
友達の友達の会社は完全にアンチパターンにはまっているな〜と思いながら読んでいた :innocent:
48%まできた。
心理的安全について述べられてて、友達の友達の会社はあまり心理的安全を感じないので、まあそういうことなのかなと思って読んでた。
- 心理的安全とは、関連ある考えや感情について人々が気兼ねなく発言できる雰囲気を指す。
- 一人だけ心理的安全ということはなく、一人が心理的安全であれば他のひとも心理的安全である可能性が高い。
- 逆に、一人でも心理的安全でない場合はみんな心理的安全でないばあいがおおい
- だから、自分が心理的安全を感じなければ他のひとも感じていないということなのである
- 心理的安全を得るためにはやはりチームを信頼し、率直にはなし、意見を歓迎し、失敗に寛容になることだ
- 失敗したからといって処罰はしない、失敗は歓迎することでチャレンジが生まれる
- 心理的安全が高い方が失敗の数が多い、それは失敗を話し合う文化があることで明るみに出やすくなるからだ
60% まで来た。ひたすら失敗を肯定しろという話がされている。
- 失敗に寛容になれ、むしろ失敗はいいことである
- 失敗を叱るな、褒めろ
- 小さな失敗でも見過ごさずなぜその失敗が起きたかちゃんと振り返れ
- エンジニアが「これはやばい」といっても経営層がヤバさをちゃんと認識せず数ヶ月後にヤバいことが判明するのは勿体無い
- 友達の友達の会社かな?って感じで読んでた。
70% まで来た。
リーダーシップについて語られている、とりわけ境界という他者との違いを受け入れチームとして働く為には〜という話がされている。
- いまどきの社会は価値観が全く同じ人が揃うことはまずなく、みんな考え方が違う。
- それを境界と定義する。
- その境界を繋ぐことが大事。
- 成功しているチームは境界を超えて協働する、しかし境界は軽視されがちなので境界を受け入れよ。
- より上位の目標を上げることでチームをうまく動かすリーダーシップが必要になる
- 「例えばドリルで穴を開ける」という目標ではなく「落石に埋もれた人を助ける」など
80%まで来た。
学習しろみたいな話がひたすらされてた。あまり覚えていない。
- 実行するな学習せよ
- 実行というのはマニュアル通りにやり、改善することや決められたことをいかに素早くやるかみたいなやつ
- 学習は試してナンボ
- 学習しながら実行せよ
- 学習しながら実行し続けるにはリーダーシップが不可欠
- 何をするにしても心理的安全や失敗はむしろ良いことなどが絶対に必要とのこと
読了。
- リーダの極めて重要な仕事は、短期的には高くつくが長期的には費用対効果の高いことにお金を出してもらうこと
- 人々をリードするのは良い答えを提供することではなく、良い質問を多くすること
- 進歩には分野や国家を超えたチーミングが必要になる。
- その新たな試みは間違いなく失敗を経験するので是非学ぼう
まとめ