「小さなチーム、大きな仕事」を読んだ
小さなチーム、大きな仕事 働き方の新しいスタンダード (ハヤカワ文庫NF)
- 作者: ジェイソンフリード,デイヴィッドハイネマイヤーハンソン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/12/15
- メディア: Kindle版
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書籍の名前は聞いたことあったけど読んだことはなかったので読んでみた。 題名の通り少ない人数(例えば一人)であっても大きな仕事が可能だからやろうぜ、現に俺たちは少ない人数で大きな仕事をやっているよ、という内容。1つの章が3ページくらいになっててサクサク読めて良い。
無駄なことはせず、小さく始め、顧客のために良いプロダクトを作ろう、という話が中心となっていて、当然のことを当然のようにやることが大切であると言っているように感じた。最近いろいろな本を読んでるけど他の書籍でも同じことを言っていて、やっぱりこういうことをするべきなんだなという感じ。
また、個人アプリ開発者なので身にしみることがたくさんあった。弱小デベロッパは広告会社なんて使えないから Twitter で拡散したり口コミなど草の根でやっていくしかない。そういうやり方でいいからやっていこうぜと書かれていて勇気付けられる。
いくつか心に残る点があったのでメモ:
失敗は成功の源ではない
失敗しないならその方が良いし、成功する人は成功する。
おっしゃる通りだ…。
量より質
中途半端な完成品より、機能を半分にした良い製品が良い。
おっしゃる通りだ。
今すぐ世に出すべき
商品が最低限の要件を満たしているなら、いますぐ世に出すべきだ。
MVPだ、リーンスタートアップだ。
見積もりを間違ったタスク
最初に2時間で見積もったタスクが全然終わらず、16時間かかると判明したとする。 もともとは2時間予定だったそのタスク、16時間かかるとわかったらやるだろうか?途中でやめる方が有益か考えた方が良い。
ひとりきりモード
コミュニケーション依存症からの依存。インスタントメッセージ、電話、メール、会議を断念しよう。
最近読んだどの本にも書かれている。
競合相手
競合相手は製品はパクれるかもしれないが、製品の中にあるあなたまではコピーできない。だからあなたが信じていることで戦おう。
これは口で言うのは簡単だが実際にやるのはかなりの勇気がいると思う、けどその勇気を出してサービスを作っていきたい。
文化
文化は作るものでなく自然と発達するもの。
弊社、文化を作ろう?みたいな働きがあってだいぶエモい気持ちになる。
ビジネスで絶対に使ってはいけない四文字言葉
need(必要), must(しなければ), can’t(できない), just(ただ), only(だけ), fast(早く・速く)。
弊社オンパレードだって思った。