転職することにした
新卒から 2 年半勤めた会社を辞め、転職することにした。
せっかくなので、なぜ転職したか、どう転職活動をしたかなど書き記しておく。
弊社
入社してから 1 年は Java で Web サービスの運用などをし、2 年目以降は Cordova でハイブリッドアプリ 開発を主にやっていた。
ハイブリッドアプリの方は割と学ぶことが多くて、 Angular やら TypeScript やらでワイワイやっていた。
一緒に働いていた先輩たちが非常に頼りになる人で、開発からビジネスまでいろいろ教えて貰いとても良い経験になった。
そのままアプリを作り続けるのも悪くなかったが、いろいろ人生について考えた時に弊社で働くより別の会社でやっていきたいと思い転職活動をした。
転職理由として一番大きいのは大企業病みたいなやつで、申請とか承認とか調整とかそんな感じのことばっかりに労力持っていかれて、俺がしていることは何の意味があるのかわからなくなってしまった。
会社としても技術力高めていこう💪 ではなく、上流行程やマネジメントをやっていきましょうという感じで、自分も徐々にマネジメントの割合も増えてきて開発の時間が確保できなくなっていった。
弊社のセキュリティ規準も納得できない点が多かった。
SaaS 使うためにセキュリティに問題がないか申請が必要で、「申請には半年くらいかかるし、通るかもやってみないとわからないけど、本当にやる?」と言われ、いやそんな申請するなら会社辞めるわって感じで転職活動始めた。
セキュリティ意識が高いのは大変良いことだが、時代の変化についていくことを拒否しているように見ええたし、「クラウドは危険!やめよう!」という会社じゃなくて「クラウド便利!どんどん業務改善していこう!」という方が性に合っている。
仕事内容は新規事業とかやってて弊社の中では割と楽しいことをしているポジションだったが、新規事業なのに上記理由で全然スピード感とか出なくて新規事業やる会社じゃないと思った。
また、個人的にスマホアプリを作るのが楽しくて仕事でもアプリを作りたかったのだが、いかんせん弊社がスマホアプリにあまり力を入れておらず、スマホアプリを作ってるのが自分しかいない(しかもハイブリッドアプリである)。
社内の人とアプリについて話しても「web で良くね?」みたいな人多くてスマホアプリについて話せる人も 2, 3 人しかいなかった。
自分が抜けるので弊社にスマホアプリエンジニアが不在になるが、まあそもそも力を入れていないので大したことではないだろう。
転職活動
転職活動は Wantedly を使い、プロフィールを書いてオファーをくれた会社に話を聞きに行っていた。
転職の動機が現職に対する不満だったため、どういう事業は特に希望がなく、自分から話を聞きに行くことはせずオファーを待った。
Wantedly に今までやってきたこと、これから何をしたいかなどを記入したら結構たくさんの会社からオファーをいただけて嬉しかった。
GitHub にあげてるコードとか Qiita に投稿した記事とかを見てもらってからオファーをもらっていたので話がサクサク進み、面接行ったらその場で内定みたいなところもあった。
内定もらったのは社外で書いたコードやプロダクトを見てもらってなので、仕事以外でやってきたことが無駄じゃなかったんだな、と思ってとてもホッとした。
転職先
次行く会社は教育系のベンチャーで iOS アプリがっつりやってくれという感じで楽しみである。
学生 / 学校の先生が使うアプリなどを作っていくので、世のため人のためになる感があり良い。
他にも内定はあったのだが、「一緒に会社もサービスもチームも作っていきましょう」と言われて、はい!と返事した。
エンジニアのリーダーの人とめっちゃ話して(トータル 8 時間くらいは話した気がする)、この人がリーダーやってるなら大丈夫だ、と思ってその会社に決めた。
最後に
次の会社は 10 月 16 日付で入社になるので、あと一ヶ月で弊社が弊社でなくなる。
上記にいろいろと不満な点を書いたが、離職率は非常に低いし同僚も皆いい人で、給料もこれといって不満はないし、自分とは音楽性が合わなかっただけで一般的に見て良い会社だと思う。
弊社を辞めたあとも弊社のサービスは使い続ける予定だし、これからも頑張っていって欲しい。
俺もがんばるぞい。
弊社最高!絶対辞めません!
— スターホシ (@star__hoshi) 2014年4月16日