「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル」を読んだ

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

めっちゃいい本だった。

ソフトウェアエンジニアとして勝ち組になるためには〜みたいなことがひたすら書かれており、意識が高い。

面接、給料、資産運用、健康などとソフトウェアとは関係ないことも多く、確かに人生マニュアルだった。
1年に1回読み直したい。

特に強く心に残ったことが2つあった。

バカにされるのを恐るな

何かをやろうと思うとき、バカにされるのが怖くて一歩を踏み出せないことがある。
例えば勉強会に登壇して失敗したらどうしようとか、記事を公開した時に内容を間違えていたらどうしようか、などである。 しかし勉強会で上手く話せなかった人のことをあなたは覚えているだろうか、そんなことは誰も気にしないし過ちにも気がつけるのだから勇気を出しなさい、と書かれていた。

また、失敗は敗北ではないのでどんどん失敗し学んでいけとあり、自分は割と失敗を怖がり安全に走るので心にクる内容だった。

本を読み終わりとりあえず勉強会の登壇ボタンをポチッと押した。

ポモドーロ

生産性を高めるためにポモドーロが良いと書いてあり、実際にやってみたらめちゃくちゃ進捗出てすごい。
25分仕事して5分休む、というのは前にもやってみたけど全然効果がなかったけど、「ちゃんとその日やるタスクを決めてからそれを25分以内に1つ消化できるように全力を出す」ようにしたらめっちゃ効果が出て、ちゃんとタスクを決めるのが重要なんだなと思った。

また、ポモドーロやっていると、誰かから話しかけられた時にタイマーを指差して「その話めっちゃ緊急ですか?10分後でもいいですか?」とできるので良い。(向こうは面倒だと思うだろうけど…)

Deep Work にも、毎週・毎朝のスケジュールを決めて時間を意識し仕事をすると進捗が出るなどと書いてあって、本当にその通りだった。

KanbanFlow というサービスがあって、これはタイマーとタスクリストを連携させて、そのタスクがどれだけ時間かかったかなどの分析も丸っとできて良い。

kanbanflow.com


以下 wikihub 日報 で雑に書いてた感想のまとめ。


読み始めた、17%くらい。読み応えがある。
耳が痛いことがめちゃくちゃ書かれている。この本は毎年読み返した方が良い気がする。

特に

自分の仕事はコードを書くことだと思っているなら、考え直すべきだ。…他のあらゆる職種と同様、人と接することである。

がだいぶ心にきた。 :sweat:

以下雑なメモ:

  • あなたはソフトウェア開発の事業主であり、雇用主は顧客である
  • キャリアの目標を決めよ、そして今からその目標に対する月、週、日単位での目標を立てよ
    • ぐぅ、ハードだ…
  • あなたの仕事はコードを書くことではなく人と接すること
  • 悪い行動を懲らしめるのでなくいい行動を褒めよ
    • チームとして〜に出てきた失敗を許容しろって話だ
  • 社交術を学ぶことから得た利益はは一生モノであり、値段をつけられないほどの価値がある
  • 面接する前に相手の会社のブログ読んでマサカリ投げとけ
  • 面接では、能力の高さよりも「頼まれなくても仕事を終わらせるタイプの開発者」と強調しろ
  • まず専門性を特化させ、それから多才になれ
  • ソフトウェア開発で食べている会社は、雇っているソフトウェア開発者に高い価値を置いていることが多い
    • 弊社〜 :innocent:
  • 他の人が嫌がる仕事をすると信頼上がって出世や!
  • プロであれ
    • 自分が正しいとわかっていることのために、難しい選択をあえてすることを厭わない
    • めんどいしこの実装で妥協するか〜というのはプロではない
  • 他人のために働くときは一生懸命度合いが半分くらいになる
    • 独立すると自分のために働くので、その差を感じることになるらしい

5% くらい読み進めた。


32% くらいまできた。
自分の価値を高めよみたいな話で、有名な Podcast にでろとか言ってるけど、そもそも有名な Podcast に出る人は価値が高いんじゃないですかね?

  • 履歴書はプロに書いてもらうのもアリ
  • 自分が選んだテクノロジー以外にもいいものはたくさんあるから選択肢を制限するな
  • 自分をマーケティングするとは、あなたが提供できるものを、欲しいと思っている人と結びつけることに他ならない
  • 質の高いブログを毎週書け

ためになる。
自分をプロモーションするために SNS をうまく使え、カンファレンスで講演しろみたいな話が続く。
ひたすら意識が高い。

  • 自分がやってることの90%は無料で公開せよ(自分のプロモーションのため)
  • SNS で朝食に何を食べたみたいなツイートばっかりしてると人々は離れるから価値のあるツイートをせよ
    • :scream:
  • バカにされるのを恐るな、勉強会にでよ、ブログを書け、マサカリを恐るな
  • 独学
    • 基礎的な知識は何が必要か
    • テーマの幅: どれくらいの規模で、どんなことが可能か
    • 基礎: 20%の知識で日常の80%をカバーするにはどうしたら良いのかを知る
  • 基礎的な理解を得て、その上で何を学習するかの範囲と成功のイメージを定義する

55%まできた。
理解を深める一番の方法は人に教えること、というのが強調されている。
また、生産性の章では Deep Work に書いてあるのとほぼ同じことが書かれている。

本の前半で「あなたの仕事はコードを書くことではなく人間とコミュニケーションを取ること」と書いてあったが、この章では「オフィスのドアの前に'話しかけるな!'と書いた札を置いておけ」と書かれてて、ハア〜どっちなんじゃいという感じだ。

  • 何かを学び始める前に全体概要を把握しておけ
  • 何かを学び終えたと証明できる目標を立てろ、その目標はできる限りスコープを絞れ
    • C# で website 作るぞ、みたいな目標
  • 1冊の本だけでなく多くの異なる本を集めよ
    • 5冊の目次を見比べると重要なことが見えたりする
  • 学習-実践-学習-教え(LDLT方式)
  • メンターは経験をあなたに伝授してくれる重要な存在
    • メンター欲しい〜〜〜〜 :sob:
  • メンターいない人は本を仮装メンターとする
  • あなた自身もメンターになれ、難しそうだけど他者より1歩前に進んでいるだけで良い
  • しかし弟子は選べ、ぶたに真珠を投げてはならない
  • 学位はあって損はない、ない人は資格を取ろう
  • なんかよくわからんけどそのままにしていることは都度メモっていけ、早めに理解した方が今後のためになる
  • チャットは完全な時間の無駄。メールの方が割り込みがないので良い
  • ポモドーロやる時は進捗を計測し分析しろ
  • 毎月、毎週、毎日何をやるのか予定を立てよ。
    • Deep Work で読んだわ…
  • 毎週ブログを1回は更新すること、本を1冊読むことみたいにキメを作ると習慣化される
  • シャローワークはバッチ処理として1日にまとめてやろう

75%くらい。めっちゃためになる。
「この本を読んでる君たちは特別だから勝ち組になろうや」みたいに書いてあって、読んでるだけで肯定感があって上手いな〜と感心してる。

  • 大きなタスクはやる気が出ないかもしれないが小さく分解しよう
    • プログラムだってメソッド分けるでしょ?
  • ハードワークは大変だ、つらい、けどやらないといけない
    • ハードワーク楽しいって口でいう人はいるけど本当に楽しいと思っている人はいない
  • やる気が出ない?いいからデスクに座ってやるしかねえんだごちゃごちゃいうな
  • 怖くて行動に移せない奴がいるが、行動に移さないことが一番怖いんだぞ
  • 給与交渉では先に金額を出すな、会社に言わせろ
  • 筆者もかなりの苦労をした結果金持ちになっているし、運が良かったのもある
    • でも幸運はある程度は自分で引き寄せるもの
  • 不動産投資はローリスクでリターンが見込めて最高

85%、明日読み終わる気がする。 筋肉は素晴らしい、体の健康は心も健康にするなどと書かれている。

私は胃下垂というやつで食べても太れない側の人間で、筋肉をつける前にまず一般的な体型になりたい…。 BMI は17.5とかで異常値であり、大変厳しい。まず病院に行こうと思う。

  • 食事を変えてエクササイズすることで体と頭どっちもよくなる
  • 腹筋割れてるやつは脂肪なさすぎて死ぬやつだからそれを目標にするな
  • トレーニングはつらいが結局最後は根性で歯を食いしばってやるしかない
  • 思考を制御し考えたことを具現化せよ
  • 意志が体を動かす

読み終わった。
いい本過ぎた、感化されたので勉強会に登壇するボタンを押し、病院に予約を入れた。

失敗は良いことだしどんどん失敗しろ、怖いかもしれないが失敗は敗北ではない!とあり、なるほどという感じがある。

  • マイナス思考は実際によくないことにつながる
  • プラス思考は現実を変えるパワーがある
  • プラス思考は、悪いことではなくいいことを考えることを選ぶこと
  • 瞑想はいいぞ
  • 結局正しく実行するためには時間と忍耐が必要である
  • 失敗を喜び、期待し、受け入れ、正面からぶつかることを学ぼう