「リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす」を読んだ

個人でアプリを開発するときによく思うのが「とりあえずまずリリースしてみる」というのが大事だと思っていた。
MVP とかいったりするし、そこらへんちゃんと理解したいという思いで読み始めた。

実際に読んで見ると「とりあえずまずリリースしてみる」というのは正しくなくて、「検証可能な仮説が正しいのか検証するための最速の一手を打つ」みたいなのが大事。
最速の一手というのはスケールしない方法という意味で、例えば洗濯をするサービスを作ろうと思ったとき「本当にそのサービスは必要なのか?」を検証するために、街中の人に1000円で洗濯するけどどう?って話して実際に CEO が洗濯する、というのを通して開発する意味があるのか検証しよう、という感じである。

昨今のサービスは、企画があってすぐに開発に移るけどそれはよくなくて、本当にその企画が正しいのか?というのを理解してからやったほうが良さそう。 そういう意味での Minimum Viable Product を作っていこう、というのが印象に残った。

検証するときにはちゃんとそこから学習して、次は良い結果になるように企画を変えるのはもちろん次の検証はもっと早く実施できるようにしよう、とかもよかった。

以下 Twitter に投げた感想。